大型2種運転免許取得ドキュメント(学科)


学科試験

職場でマイクロバスを時々運転するので、人を乗せるならその類の免許を取得しておくほうが何かと都合が良いだろうという安易な動機で大型2種運転免許の受験を決意しました。

佐賀県では大型2種の実技免除の自動車教習所はない(※当時)ようで、試験場で受験して合格する以外免許取得の道はないのです。技能試験については予め電話予約しなければなりませんが、学科試験は予約不要です。久しぶりに訪れた佐賀県自動車運転免許試験場、やはり緊張します。



申請書などを総合窓口で受け取り必要事項を記入、証紙を4450円分購入し2種免許学科受付窓口へ提出します。技能講習を受けたことがなかったので、その点を少し質問されましたが特に問題ありませんでした。

次は適性検査です。苦手な深視力ですが、前日からパソコン使用を控え睡眠時間をとるように心がけたせいか結果は問題なしでした。

続いて勉強不足の学科試験、問題集を1冊買って1度読んだだけです。試験会場へ問題集を持っては行きましたが、読んでも頭に入りません。駄目ならまた受ければいいと気持を切り替え、学科試験に挑みます。

試験問題は90問の○×と5つのイラストに対するそれぞれ3問の○×式、合計105問です。時間は50分。一つ一つ丁寧に読みながらこなしていきました。学科試験はいくつかの免許の試験が一斉に行われます。原付免許は30分でした。原付の試験が終わる頃、すべての問題をひととおり解くことができましたが、○×の判別ができない問題が10問ほどありました。でも、運を天に任せて潔くペンを置きました。

学科試験は、普通2種、大型2種とも共通の内容です。つまり、普通2種を取得している場合、大型2種試験は技能試験からスタートします。従って、参考書も普通2種、大型2種共通です。学科試験は常識問題です。参考書を1冊読破すれば合格するレベルです。

この日は学科試験を受けるというのに、筆記用具を忘れてしまいました。幸いバックに消しゴム付きシャープペンを入れておいたので助かりました。結果は、合格です。次は、いよいよ技能試験です。

佐賀県自動車運転免許試験場では、大型2種の試験は月曜日午後(受付:午後1時~午後1時15分)から技能試験のみ、火曜日と木曜日は午前(受付:午前8時30分~午前9時30分)中から学科試験と技能試験が実施されています。但し、繁忙期(2月1日~4月10日)は火曜日のみ試験が実施されます。

このページ、挫折するか合格するかまで続きます。

2004/7/27

大型2種運転免許取得ドキュメント(1日目)


実技試験 1日目

緊張で朝4時前に目が覚めてしまいました。1回目の技能試験です。大型バスの運転は初めて、しかも何ら教習も受けずに受験するなんて無謀ですが、佐賀県内には教習してくれるところはないので仕方ありません。願わくは2番目以降の受験順番でありますように、と願っていたところ、2番目。場内の課題は鋭角と方向変換。受付を9時前に終了していたので試験開始の10時まで1時間あります。



外を見るとバスが停まっています。これです、私が試されるのは。そばに近寄り運転席を覗き込みます。見れば見るほどそのボディーの長さ(11m)に萎縮するばかりです。当然なのですが、マイクロバスとは比べ物になりません。めいる気持ちのまま鋭角と方向変換、それに縦列の場所を偵察しました。難しそう!このまま帰ろうかな、と考えるほど緊張していました。10時、いよいよ試験開始です。試験官は○本氏、受験者は3名、バスに乗り込むと操作関係の説明がありました。緊張感はいっそう高まります。

メインスイッチ⇒キー操作でエンジンがかかります。サイドブレーキは初めての形状と操作方式です。左側のダッシュボードの下のほうにあります。レバーを上下する操作方法です。ミッションレバーは左上が「R」タイプです。ブレーキはエアーブレーキ、私にとっては初めてのブレーキ方式です。
最初の人は数回受験されている方のよう、右から入る鋭角が最初の課題です。でも、脱輪されました。ここで失格ですが、試験官は方向変換へ行くように指示されました。私はひたすら方向変換の状況を見つめました。いよいよ私の番です。



ネットで仕入れた情報を思い出しながら、落ち着いて運転席に座ろうと心掛けましたが、だめでした。場内コース上で運転席に座りました。緊張しながらもシート位置の調整、バックミラーの調整を行いました。いよいよ発進です。60mほどの直線ですが加速不足です。仕方ありません始めて乗るバスなんですから。左カーブに差し掛かりすぐさま鋭角へ右側から進入します。進入路が近づき減速のためブレーキを踏みますがスピードが落ちません。エアーブレーキに全くなじめませんでした。少し通り過ぎましたが、最初の課題、鋭角です。深く進入し左へハンドルを切ることに神経を集中しましたが、浅すぎたようです。左後輪を脱輪しました。これで失格です。切り返す際の安全確認(6点確認)も不十分でした。お情けで方向変換をさせていただきました。方向変換はできても、ポールとの距離は50センチ以内でなくてはなりません。バックしますが、車体がポールまでどのくらいなのか全く見当がつきません。難しい!次の方も鋭角で失格でした。
降りる際、2点ほど指摘されました。「逆行、ブレーキをしっかり踏むこと。バックするとき後ろばかり見るな!周りを確認しなさい」。次回から気を付けなければ・・・。甘くない、それが大型2種運転免許です。帰り道は、いつになるか分かりませんが路上試験のコースを走って帰路につきました。
受験費用6650円也。

2004/8/3

大型2種運転免許取得ドキュメント(2日目)


実技試験 2日目

台風15号の影響で、未明から窓に激しく打ちつける雨と風の音で目が覚めました。そしてその後眠れずに朝を迎えてしまいました。完全な寝不足です。今日は2回目の技能試験、2週間以上間が空きましたが仕方ありません。受験者が多いのでしょう。1回の受験者は3人を限度としているみたいですから、受験から受験まで間が空くのはやむを得ないことなのでしょう。



今日の場内の課題は縦列駐車と鋭角、いよいよ試験ですが開始時間になって雨が激しく降りだしました。なんて嫌な雨なんだろうと思いつつも、順番はやってきます。試験官は△木氏。前回の技能試験の受付窓口にいらっしゃった人です。私の町に知り合いの方がいるらしく、私の名字(私の町に多くある名字)を見て気さくに話しかけてこられました。今日は3人の受験者中3番目、1番目の方は前回一緒に受験した方です。なかなかよさそうですが、安全確認が全体的に足りないような気がします。しかし縦列駐車、鋭角ともクリアーされました。2番目の方はどうやら初めての方のようです。外側線を踏む回数が多いようです。縦列でやり直しをされましたが、どうにか収まりました。鋭角も脱輪をしないでクリヤーされたもようです。いよいよ私の番。
エンジンはかかった状態のまま、選手交替です。座席の調整、ミラーの調整、サイドミラーの確認等を行いシートベルト着用、強くブレーキを踏み込みます。6点確認の後右ウインカーを点滅、3点確認の後ギヤを2速に入れサイドブレーキを解除、(一連の操作中ブレーキは強く踏んだままです。)発進します。外周を少し回った後、鋭角の交差点を右折し縦列駐車の場所へ向かいます。ぎこちないアクセルとブレーキング、我ながらへたくそです。

初めての縦列駐車です。左ウインカーを点灯し外側線に沿ってゆっくりバスを進めます。縦列駐車の場所を目視しバスの後部が縦列駐車場の前部のポールと一致するあたりで停車。6点確認の後再び左3点確認、そしてゆっくり後退します。雨でサイドミラーが役に立たないため、目視を頼りに運転しました。左後輪が前部ポールに差し掛かったと判断したところでハンドルを左に切っていきます。右のミラーで後部のポールの一番奥のポールと車体が直線上に揃うよう慎重にハンドルをさばきます(でも雨の水滴でほとんどミラーは見えません。)。左ミラーが前部ポールをクリアーしたと判断したところでハンドルを右に切り替えします。車体の左側が脱輪しないよう注意しながら車体を縦列駐車場と水平になるようにハンドルをゆっくり戻していきます。そしてそのままバスの後部が後部ポールと50センチ以内に収まるよう目視しながら後退します。『ここでよし!』、サイドブレーキを引きギアをニュートラルにしブレーキは強く踏んだまま「縦列駐車終りました。」と告げました。



続いて鋭角です。今回は左から進入します。車体左側を外側線に沿わせ、できるだけ深く進入することに心がけました。出口側の車線の中央部の延長線上に自分が来たとき思いっきり右へハンドルを切ります。そしてそのままミラーを目視しながら脱輪しない位置まで進み停止、強くブレーキを踏み込みます。逆行防止です。6点確認の後ハンドルを左に切りながら1メートルほど後退し停止(このとき、ハンドルは「切らすにまっすぐ」が正解らしいです。)。6点確認の後右へハンドルを切りながら前進しますが、左前輪が脱輪しそうだったため再度切り返します。このときも6点確認を忘れないよう注意しました。脱輪せずにクリアーしました。
出発点に戻ると結果発表です。

前回より進歩した点を自分自身確認できたので、自己満足していました。しかし、当然路上試験はないものと思っていたところ、路上は3番の人、1番2番は失格とのこと、びっくりしました。「二人(試験官と受験生)では試験ができない。もう一人呼んでくるので待っていて。」と言われ、試験場の職員の方を連れてこられました。2回目にして路上試験、自分としては覚悟もなく、不安8割嬉しさ2割でした。

路上試験は1コース、JA佐城金立支所前から本通寺前の高木城橋までです。途中、3箇所の指定停止場所があります。試験場から路上試験の出発点までは試験官が運転します。5分ほどで出発点に到着しました。試験官と交替し座席に座ります。頭の中は真っ白、右足は小刻みに震え、それが止まりません。かなりの緊張状態です。出発のやり方は完全に頭から吹っ飛んでいます。とにかく出発しました。

コースは事前に走っていたので迷うことはありませんでした。しかし、課題の一つ一つが全くできていないことが自分でもわかりました。指定停車場所では2箇所で完全にオーバーしましたし、2車線道路で工事箇所を避けるため追い越し車線へ移動しながら走行車線へ戻り損ねてしまったり、散々でした。

試験場へ戻った後、試験官から試験の結果説明を受けました「場内では良かったけど、路上ではとにかく減点が多すぎる。150点ぐらいの減点になる。路上のコースを走って勉強しなさい」と指摘されました。

今日は路上に出ることができただけでも、自分としては満足でした。でも、運転免許は、合格しないと何の意味もありません。甘えを捨て、再度挑戦します。次回の受験は、なんと4週間後、いくらなんでも間が空きすぎる!
実はこの日、同じ職場の方で、昨年末に大型2種の免許を取得された方がわざわざ激励に来てくれました。試験開始前だったので、コース上で縦列駐車の要領などを指導していただきました。その後も路上試験が終了するまで待っていてくれました。そして路上試験のポイントなどをいろいろとアドバイスしていただき、非常に参考になりました。
受験費用6650円。

2004/8/19

大型2種運転免許取得ドキュメント(3日目)


実技試験 3日目

本日の受験番号は「0601」。そうです、受験の順番は1番目です。受験者は2名、キャンセルがあったのか、少ない。大型2種運転免許にチャレンジして3回目の技能試験。見事に撃沈されました。しかも、場内試験の段階で・・・。前回2回目にして路上へ出ることができたため、場内試験の課題を油断していました。試験官は○本氏、最初の技能試験時の試験官です。



今回の場内試験は、縦列駐車と鋭角。縦列は深く入り込みすぎたため、左後輪が脱輪寸前。「やり直します。」と試験官に告げ、一旦駐車エリアから車体半分ほどを元へ戻しやり直しました。何とか収まりましたが、ポールと後部の間隔が50センチ以上あり前に出てもう一度やり直し、ようやくOKが出ました。左側から入る鋭角は、最初の入りは深くはいることができ「行ける!」と思ったのが災い、右後輪と内側鋭角頂点の距離をサイドミラーで確認するのを怠っていました。気づいたときには脱輪寸前、そこでもう一度切り返せばよかったのですが、そのまま進んでしまいました。諦めてしまったのです。この諦めがこの日一番の反省点でした。世の中、本当に甘くありません。

試験官からのやさしい言葉は、「もっとしかっリブレーキを踏まなきゃ!」、「失敗しそうになったらやり直せばいいんだ」でした。場内コースでの課題を一からやり直しです。次回は3週間後です。それにしても間が空き過ぎです。もっと受験の機会を増やしてほしい。
受験費用6650円

2004/9/14

大型2種運転免許取得ドキュメント(4日目)


実技試験 4日目

今回も不合格です。試験官は○本氏。めがねの奥の瞳は優しいのですが、規律正しい方です。場内合格者の発表は全員が終了した後バスの中で発表されます。今日は、5人中3人が場内試験不合格でしたが、場内試験終了後一人一人に対して丁寧なアドバイスをされました。勿論、事細かなことを言うことはできないのですが、分かりやすく説明されました。ありがたいアドバイスでした。



場内合格者は2名、私と受験順番5番目の方です。私の場合、勝手な判断ですが、場内試験は減点20点だったのではないかと思います。逆行、ギア間違い、鋭角での小脱輪・・・お情けで路上に出してくれたように思います。今回は5人の受験者でしたが、大型2種の受験を始めていつも3~2名の受験者ばかりでしたので、5名ものたくさんの方々と一緒になるのは初めてでした。初めて見かけた方は一人だけ、受験者の方々はベテラン?ばかりのようです。今回も受験番号は「0601」、そうです、一番目です。場内の課題は鋭角と縦列駐車でしたが、鋭角は右から入るものでした。小さく左後輪を脱輪してしまいました。原因は最初の入りが浅かったことです。左から入る鋭角ばかり頭の中にイメージしていたため、右から入る今日の鋭角は頭が真っ白になってしまったのです。反省です。縦列駐車は一発でOKでしたが、やや浅めに駐車してしまいました。



路上は1コース。2度目の路上試験コースです。ここでの大きな減点は、3番目の指定場所(写真右、中央の写真は2番目の指定場所)停止でした。マルキョーというスーパーマーケットの駐車場の歩道にある電信柱でしたが、これを間違えて、駐車場に建つ他の電信柱を目印に止まってしまったのです。試験官も驚きの表情でした。自分自身、路上での大きな減点はこの点ぐらいしか浮かびません。場内での減点が悔しくてたまりませんでした。



路上試験終了後の試験官からのアドバイス、「左折のとき左により過ぎ」、「場内での減点が0点になるようにがんぼろう」でした。

この日、私と同じく路上試験を受けた方は、到着地点に着いたときの停車の際の操作を完全に忘れてしまっていました。エンジンを止めること、ギアをRに入れること、です。試験官は苦りきった表情をしていました。さらに、試験後のアドバイスで、危険行為があったことも指摘されていました。交差点内での走行車線変更です。その他にも、徐行信号無視、速度超過、工事現場での徐行不履行等々もあったようです。自分も気をつけなければ・・・
次回は3週間後、場内の「課題クリアー・減点なし」を目標に頑張ろう。
受験費用6650円

2004/10/7

大型2種運転免許取得ドキュメント(5日目)


実技試験 5日目

学科試験を受けてから3ヶ月、技能試験は5回目を数えました。ついに合格しました。
月曜日の午後からの受験は初めてです。場内の課題は方向変換と鋭角(右入り左出)。方向変換は第1回目の技能試験以来の課題です。本日の受験者は3名、うち初顔1名、私の受験順番は今回も1番目です。まず、鋭角から・・・2回目の切り返しで大丈夫かとも思いましたが、用心して3回目の切り返しをしました。これは切り返す必要がなかったと試験終了後指摘されました。方向変換では、練習不足と経験不足で切り始めのタイミングが遅くなり切り返しを1度しました。何とか収まりました。後方間隔は、距離が空いていたため1度やり直しをしました。ただ、やり直した後ポールに接触したような気がしました(気のせい?)。場内試験終了、自分自身、決定的な減点はなく路上へ出ることは可能と思っていましたが、持ち点はほとんどないと感じていました。つまり、路上へ出ても今日の合格は難しいと考えていました。



場内試験が終了し出発点へバスが到着すると、見慣れないいかめしい顔の方がバスの側にいます。受験者へのアドバイスと場内試験の合格者の発表が終わるといかめしい顔の方がバスに乗ってきました。私だけが場内合格者ということが発表される前に立会いの方がバスの側に来ていたのでした。不思議でした。外から見ていて場内試験の合否が分かるのでしょうか?



私以外の受験者へのアドバイスです。「鋭角を苦手にしているようだね。でも、苦手にしてはだめです。練習してください。マイクロバスでいいから練習してください。もっと深く入らなきゃ。」、「採点対象外ですが、コース内での脱輪を2回もしたらだめです。ミラーを良く見てください」。
路上コースは勿論1コース。今日で3回目の走行です。いきなり最初の指定場所停車の位置から発車するとき、サイドブレーキの解除を忘れてしまいました。これが一番の失敗でした。その後はこれといった失敗が思い当りませんでしたが最後の最後になって、到着点でエンジンを止めた際、ギアをリバースに入れるのを忘れてしまったのです。「あ~」と思いましたが仕方ありません。後は結果を待つのみです。

バスが、試験場へ到着したとき、試験官が「時間はあるね?」と訊ねられました。「はい」と答えると、そのまま鋭角(場内課題)の場所へバスを進められました。そして、右側入り左出の鋭角を走行してみせてくれました。「左後輪を見て!右前輪を見て!」と鋭角のポイントを教えていただきました。これがお手本です。
発着点へ到着後、試験官は「ぎりぎり合格」といって合格スタンプを押してくれました。
合格した私に鋭角走行のお手本を披露してくれたのは、今受験している方々への贈り物だったのでしょう。この贈り物を受験者の方々へ伝えるのが私のこれからの役割かも知れません。
合格はしましたが、「鋭角は2回目の切り返しで通過できたはず。白線は踏んでいいんだ。方向変換での切り返しは必要なかった。あのままバックしてよかった。場外での走行は良くできました」とアドバイスをいただきました。

試験官は教官ではないので運転方法を教えることはできません。教習所がない佐賀県の実情を踏まえると、試験の後のワンポイントアドバイスの重要性を改めて実感します。佐賀県運転免許試験場の試験官の配慮に心から感謝したいと思います。
そして、貴重な体験アドバイスをいただいた先輩受験生の皆さん、HPを個人で開設され今回私が参考にさせていただいた方々、そして応援してくださった皆様に改めて感謝申し上げます。
運転免許証の交付には、もう一つ課題があります。救助などの講習を12時間受けなくてはいけません。この受講が終了してから大型2種運転免許証の交付が受けられます。この手続きはこれからです。
受験費用6650円

2004/10/25

大型2種運転免許取得ドキュメント(取得時講習1)


取得時講習 1日目

佐賀県で大型2種の取得時講習を行っているのは南佐賀自動車学校だけ(2004年11月時点)なので、普通2種を持たない大型2種合格者は必然的にこちらの自動車学校で取得時講習を受けることになります。
本日は第1日目、午前9時40分までに来てくださいといわれていたのですが、午前9時には到着しぼんやりと時間をつぶしながら受付開始を待ちました。午前9時半を過ぎ受付開始です。申請書に住所と氏名などを記入し、料金28100円(講習費用27600円+テキスト500円)を支払います。高い!ですが仕方ありません。



大型2種の取得時講習を受ける方は私を含めて3名、皆さんと顔をあわせたのは最初の講習が行われるシュミレーター室です。講習が始まる前なんとなく3人で話をしていると、試験場での技能試験のあれこれに花が咲きました。この日は、休み時間のたびに試験場での試験官のことで話題は尽きませんでした。
講習の始まりはシュミレーターです。普通2種用のシュミレーターです。まあ、ゲームみたいなもんです。その後、自動車学校のバスに乗車し佐賀市の町の中を3人交替で運転しました。このバス(写真)、マイクロバスより少し長めの車体で久しぶりのエアーブレーキでしたが、難なくこなすことができました。午後からは救急法の講習です。講義とVTRでしたが、少々眠気をもようしてしまいました。終了したのは午後5時20分、きっちり講習を受けました。明日の講習を無事受講すればいよいよ免許証の更新が可能です。

2004/11/11